数多くの実績を重ねてきた設計・施工と幅広い素材(FRP、鋼材、アルミ合金、再生木材、天然木材)を用いて、多様なニーズにお応えします。改修の際は耐久性、機能性、景観性、経済性など複合的な要素を取り入れることが重要ですので、上記の素材を組み合わせることにより適切な改修提案を行っております。
改修・補修事例
■木橋の床版補修の事例 二ノ丸橋(熊本県上益城郡) 国宝通潤橋の入り口
真空成型法で製作した耐腐食性に富むFRP床版による改修事例です。床版を大きなサイズで製作(2.0mx6.5m)し、クレーンを使って設置したので施工時間を短縮できました。旧木製床版は撤去せず、その上に新床版を設置し、撤去費用を削減しました。木製手摺にマッチした色合いを選択し、外観の調和も保っています。
既設木橋清掃
FRP床版搬入
FRP床版設置
■既設木道(八つ橋)の改修事例 黒崎永田湿地自然公園(長崎県長崎市)
長崎県内でも数少ない湿地を有する公園で、既設の八つ橋に腐食による危険個所が発生したため、バリアフリー化とともに再整備されました。湿地帯であるため、湿気に強いFRPが改修素材に採用されました。
既設部解体・基礎施工
構造部設置
完成
■吊橋の床版改修事例 ふいご橋(徳島県吉野川市)
既設の天然木材床板が腐食したため、より軽量で、高耐久素材である FRP グレーチングで床版を改修しました。グレーチング形状のため雨水等が滞留せず、また表面に砂面加工を施しているため滑りにくく安全に渡ることが可能となりました。 FRP 部材を茶色に塗装することにより渓谷美に映える吊橋となっています。
旧床版撤去
鋼製下地材設置
完成