1日で架設可能 優れた耐候性で長寿命化を実現
■「OneDay Bridge」とは
樹脂とガラス繊維の複合材「GFRP(Glass Fiber Reinforced Polymer)」素材のボックス型桁橋です。軽量であるため基礎負担を軽減、製造・運搬・施工時のCO2排出量削減にも貢献します。橋体を工場で製作するため製作精度が安定し、現場では一括架設が可能です。素材のGFRPは雨水や塩害に強く腐食しないため、簡易的なメンテナンスで長寿命化が可能となり、維持管理コストの削減にも貢献します。
■OneDay Bridgeの特性を活かせるケース
●環境対策としてできるだけ長寿命な橋を設置したい。
●既存の基礎を活用したい。
●塩害や多湿な環境など腐食が心配な場所に設置したい。
●架設時の車の通行止めなどを最低限に留めたい。
●メンテナスにかかる維持管理コストを削減したい。
●美観性も大事にしたい。
■ 事例
■橋体の基本構造
橋体は 床版、側板、桁、底板で構成されています。床版は発泡樹脂板をガラス繊維層で挟んだサンドイッチ構造です。各部材は接着材で強固に、確実に接合されて、一体もののボックス桁になります。
※接着接合は風力発電のブレードなどシビアな環境に置かれている構造物にも活用されています。
■研究・開発・各種試験