木製施設は、設置された場所の気候や土壌などの条件により大きく影響を受けることがあります。乾燥や直射日光の影響を受けるとひび割れやささくれなどが起こり、湿度の高い場所では短期間で腐食することもあります。一見すると異常が無いように見えても内部ではひどく劣化している構造物もあります。コムテックでは応力波速度測定器を用いて、木材の腐朽状況を数値化し、数多くの実績を基に維持管理や改修のご提案をいたします。(「木橋診断士」、「公園施設製品安全管理士」有資格者が在籍し、点検しています。)
点検~報告・改修まで
❶ 点検前の事前打ち合わせ
ご要望に基づいて点検から報告までのご説明をし、必要なデータの依頼などもさせいただきます。
❷ お見積り
ご相談内容を基にお見積りさせていただきます。
❸ 点検日程決定
規模、足場の有無などを考慮し、点検日を調整します。
❹ 技術者による点検・調査
各施設に必要な種類の点検、調査を実施します。規模や調査内容によって日数が変わります。
❺ 点検報告・改修のご提案
木製施設の健全性診断に基づいて点検内容を精査し、報告書を作成します。改修の必要がある場合は、床版取替などの一部改修、構
造部分のみの改修、基礎も含む全面改修など構造物の状態によってご提案をいたします。
❻ 施設改修
数多くの構造物の施工、改修に携わってきた専門家による施設改修となります。
木製施設の健全性診断
点検後に診断基準に基づいて、そのまま継続してご利用いただけるかどうか判断いたします。木製施設の状態によっては、架け替えもしくは一部取替、撤去など対応のご提案いたします。
区 分
状 態
Ⅰ 健 全
Ⅱ 予防保全段階
Ⅲ 早期措置段階
Ⅳ 緊急措置段階
構造物の機能に支障が生じていない状態
構造物に支障が生じていないか、予防保全の観点から措置を講ずることが望ましい状態
構造物の機能に支障が生じる可能性があり、早期に措置を講ずべき状態
構造物の機能に支障が生じている、または生じる可能性が著しく高く、緊急に措置を講ずべき状態